2017年11月、MozillaのウェブブラウザFirefoxは、UIやエンジンをリニューアルし、『Firefox Quantum』として登場します。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
現在、ウェブブラウザはGoogleのChromeがシェアNo.1の座にあり、MicrosoftのEdgeも今一つ伸びない状況にあります。
そんな中、MozillaがFirefoxをリニューアルするようです。
Firefox Quantumは2倍速い
11月中旬にリリースされる予定のFirefox 57は、バージョン表記以外に名前が変わります。
『Firefox Quantum』という名前になります。
『Quantum』を付けたということは、量子コンピュータのように速いということを表現したかったのか?
Firefox Quantumをβ版で少し動かしてみましたが、確かに速いです。
Google Chromeの64bit版を初めて使った時にも速さを感じましたが、それを上回る速さを感じます。
実際のところ、1年程前のバージョン52と比べて2倍速くなっているとMozillaは言っており、その背景として、マルチプロセスの活用、速度とメモリー消費のバランス調整といった着実な進化のほか、マルチCPUコア環境を前提として開発されたRustと名付られた新規開発のCSSエンジンなどがある。さらに、現在開いているタブの表示を他のタブより優先して実行するなど、ユーザーが体感しやすい工夫を組み合わせることで、Chromeより30%メモリー消費を少なくして、高速化できたとしています。
Mozillaが投稿しているFirefoxチャンネル(YouTube動画)です。
閲覧するものなどによってはChromeの方がやや速いケースもあるようですが、『Firefox Quantum』、お勧めです。