本日未明、Appleが提供するiPhone/iPadなどのiOSデバイス向けOSの最新バージョン、iOS11がリリースされました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
iPhone 5Sがリリースされた時、それは初めての64bitデバイスでした。
そこから4年、iOSのみならず、すべてのアプリケーションが64bitだけになりました。
iOS11からは64bitアプリのみ
iPhone 5Sがリリースされてから2年後の2015年、Appleは開発者に対してアプリケーションの64bit化を求めるようになり、32bitアプリケーションに対しては、起動時に『iPhoneの動作が遅くなる可能性があります』という警告メッセージを出すようになりました。
そして昨年のiOS10においては、『このAppは将来のiOSのバージョンでは動かない可能性があります』という警告メッセージに変更され、今回のiOS11では『AppをiOS11で動作させるには、デベロッパによるアップデートが必要です』というメッセージとともにアプリケーションが起動しなくなりました。
そうです。4年間の猶予期間を経て、ついに完全64bit化へ移行されたのです。
また、今回のiOS11の対応は、CPUにApple A7チップが搭載されたもの以上が対象ということになります。
64bitアプリを入手せよ
普段、スケジュールや業務管理などで使っている32bitアプリはiOS11へのアップデートとともに使えなくなってしまいます。
代わりの64bitアプリが提供されているかどうかなどを事前に調べ、iOSのアップデート後も支障なく使用できるよう準備されることをお勧めします。