昨今、Windows Live Mailの代わりとしてよく使われるメールソフト『Thunderbird』ですが、今年の8月にメジャーバージョンアップとなる『Thunderbird 60』がリリースされました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、私も愛用している『Mozilla』の『Thunderbird』ですが、52系の最終は52.9.1(32bit)までとなり、今後は60系がメンテナンスされていくことになります。
そして、これには未だ公開されていないものが存在します。
Thunderbird 60系で64bitが存在
今までもMozilla Thunderbirdは『earlybird』としてであれば64bit版が存在はしていました。
ただし、これはβ版より前のα版の扱いでのことです。
そして、今回のThunderbird 60においても公式サイトにてダウンロード可能なWindows版は32bit版のみとなっています。
しかし、このThunderbird 60にはリリース版としての64bit版が存在するようです。
上記のリンクはMozillaのFTPサイトで、ここからThunderbird 60.0 Windows向け64bit版がダウンロードできます。
これをインストールしてみると『Program Files (x86)』ではなく『Program Files』にインストールされ、起動後に『Mozilla Thunderbirdについて』を確認すると『60.0(64ビット』なり、その後に更新を行うと現在の最新である『60.2.1』に更新されます。
(32bit版でも最新は60.2.1です。)
ただし、Thunderbird 60系にバージョンアップした段階で32bit版、64bit版を問わず使えなくなるアドオン(拡張機能)が出てくる可能性がありますので、使用しているアドオンの対応状況を確認した上でバージョンアップを行った方が良いでしょう。
ちなみに、『Thunderbird 60.2.1』は『Thunderbird 52』系統のユーザーに対しても自動アップデートとして提供されるとアナウンスされていたものの、実際には自動アップデートは行われませんでした。