先日、『メッシュネットワークでの改善』という記事にて『Wi-Fi(無線LAN)環境の改善方法』に関して触れました。

Wi-Fi(無線LAN)

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

先日の『メッシュネットワークでの改善』を読んで『メッシュネットワークまでは…』と思われた方、もっと安価にWi-Fi(無線LAN)を改善できる方法があります。

それは…

Wi-Fi 環境を安価に改善する方法

Wi-Fi(無線LAN)の通信品質改善に『メッシュネットワーク』は非常に効果的であると言えますが、中継機などに比べて少々機器が割高にはなります。

では、安価にWi-Fi(無線LAN)環境を改善するには?

1.Wi-Fi(無線LAN)中継機を使用する

2.別のWi-Fi(無線LAN)ルータをアクセスポイントとして使用する

このどちらかの方法が良いです。

1の中継機の場合、Wi-Fi(無線LAN)ルータの親機と接続することで『SSID』は同じになりますので中継機用の『SSID』があってもそれは使用しない方が良いでしょう。

2の別のWi-Fi(無線LAN)ルータをアクセスポイントとして使用する場合、こちらも中継機的な使い方、つまり『SSID』を同じものにしてあげることがお勧めです。

ポイントはどちらも『同じSSIDを使用する』ということです。

電波強度の問題で、端末によってはうまく切り替わらず通信速度が低下する場合があるとしているメーカーもあるようですが、過去に私が試した限りでは逆でした。

『SSID-1』、『SSID-2』のようにSSIDが複数存在することで端末が迷う?ことがあり、ロスが生じることが結構ありますので、『同じSSIDを使用する』方が安定性が良いと思われます。

また、この方法であれば『5GHz帯』を安定的に使える可能性も高いと言えます。

5GHz帯の場合、2.4GHz帯と比べて壁や床などの障害物に弱く、通信距離が長い場合には不向きと言えますが、中継機やアクセスポイント使用のWi-Fi(無線LAN)ルータを親機と同じSSIDにすることでそれが補ってくれる?感じです。

そのため、従来2.4GHz帯に接続されることが多かったケースであっても5GHz帯に常時接続されるようになる可能性も増し、そうなれば常時高速な通信が期待できます。

そして、5GHz帯は2.4GHz帯に比べて他のデバイスの干渉が少ない(基本的にWi-Fiルータ専用)分、安定性も増す可能性が高いと言えます。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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