少し前の休日の日に、あるところへリサーチに行ってきました。

そこのオーナーに話しを伺うと、『安価なものより、少々値段は高いが品質の良いものが売れるようになってきている。』というコメントが出ました。

さて、あなたはこのコメントをどのように受け止めますか?

買い物

業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。

先日、ある方から『以前よりも高いものが売れるようになった。』という話しを聞き、他のところではどうか?ということで、他のところへお邪魔してお話しを伺った結果が冒頭の内容です。

さて、これはいったいどういう意味なのでしょうか?

安価なだけの商品よりも本物志向の時代

まず、この話しは工業製品には当てはまりませんので、それは除外して読んでください。

例えば、A社の型番123というテレビを購入するのに本物志向も何もありません。

この場合、徹底的に安さを追求する人もいれば、付帯サービスや安心を選択する人もいます。

本物志向という話しは、工業製品ではないものに関してです。

例えば、Xという商品に関して従来は価格競争的な要素が強かったのですが、最近ではその傾向が薄れているものもあるようです。

結局、安さを追求して購入した結果、あまり納得いくものが手に入らなかった。

つまり、品質は良くなかったということに残念な気持ちを覚えたということになります。

そのような結果に終わったものは、結局はどこかに放置されたままになることも多いでしょう。

これが、自分が大満足するような品質の良いものであった場合にはどうでしょうか?

放置されることなく大事にするという確率は前者よりも高いはずです。

もう1つ、このXという商品を購入するユーザーは、以前よりもコアなユーザーに絞られてきている感もあります。

以前は時代の流れで購入するユーザーも多かったものの、今では本当に好きなユーザーしか購入しなくなっているということです。

一部の富裕層を除き、一般的な消費者のお財布事情が良くなったわけではありませんのでこれもうなずけます。

さて、これがすべてであるとは言いません。

ただ、そういう傾向になってきているという1つの事例的な話しとして参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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