ウェブサイトやショッピングサイトで見かける『お客様の声』、できれば良くないことは掲載したくない気持ちにもなったりはしますが、果たしてそれで良いのでしょうか?

皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
ウェブサイトやショッピングサイトの『お客様の声』に良いことばかり書かれていたらあなたはどう感じますか?
良いことばかりのサイトは信用されない
運営者の気持ちとしてはネガティブコメントをあまり掲載したくはないかもしれませんが、そこはユーザー(訪問者)からすると考え方が逆になります。
ユーザー(訪問者)としては、良いことしか書かれていないサイトに対しては胡散臭さを感じます。
つまり、どのような物などであっても多少のマイナス要因はあるであろう前提があるので、良いことだらけだと逆に信用されなくなるのです。
従って、お客様からいただいた声の中にネガティブな内容があったとしてもすべてを隠す必要はありません。
少しはそういったコメントがある方が普通ですので、それらはサイト上で公開する方が良いのです。
ネガティブコメントをポジティブに
ただし、痛烈に批判されているような内容をそのまますべて掲載する必要性はありません。
いただいたコメントを良い方向に変えられるような内容のものをチョイスして掲載する方が良いでしょう。
それによってユーザーはそのサイトにあるものなどを選択肢の候補として土俵に乗せてくれる可能性があるのです。
箸にも棒にも掛からないようなコメントであれば問題ですが、取り様によっては×ではないレベルのコメントであれば逆に正直さを感じてもらえるはずです。
インターネットの世界は基本的に相手の顔も見えなければ会話をすることもないため、掲載内容からいかに正直であって信用できる相手かをわかってもらう必要があります。
この部分はアナログな世界と同じで、安心して取引のできる信頼性をどういう形で打ち出すかの手法が異なるだけです。