現金はお店と事務所で1本になっていたりしませんか?それであればもう1つ別の
勘定科目を活用してみてください。
皆さん、こんにちは。
業務コンサルタントの高橋です。
お店を開かれているところで、事務所とお店の現金勘定が1本で処理されている
ところがありますが、煩雑になったりしていませんか?
お店ではお客様との現金のやりとりに入出金が発生し、事務所では従業員の
仮払いや経費処理などに現金が発生する。
こういったケースの場合、私は小口現金勘定を別に設けて処理されることを
おすすめしています。
お店で必要な分だけを現金から小口現金に移し、小口現金の中から店頭での
入出金を処理するのです。
もちろん、1日のはじめと終わりに、1万円札から1円硬貨までのそれぞれが
何枚ずつあって、合計でいくらあるのか?を記した金種表を毎日つけてチェック
するわけですが、お店の分を小口現金化しておくことで、現金に誤差が生じた
際、それが事務所側なのかお店側なのかが明確になります。
これが1本で処理されていた場合、どちらで誤差が生じたのかがわからず、
全てを調べていかないといけなくなります。
それであれば 、調べやすくなるように現金を分けてしまうと結構効果があります。