『レンタルサーバを変更しよう』と思うことは普通にありますが、注意をしないと後から苦労するケースがあったりします。

レンタルサーバ

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

現状契約しているレンタルサーバから、他のプランのレンタルサーバや他社のレンタルサーバに移設した場合、単純に必要なものを移設しただけで正常動作するとは限りません。

移設の際は、移設先にテスト環境を作成し、しっかりと動作確認をすることが必要です。

移設先のレンタルサーバにて確認すること

レンタルサーバのプラン変更や契約会社の変更でよく見られるのは、WordPressやEC-CUBEなどを動かす際に使用しているPHPなどの実行環境が異なることです。

これが異なることにより、単純に移設してもエラーで正常動作しないことが多々あります。

また、それらの対応バージョンが異なることでアプリケーションが正常動作しないことも当然あります。

このような場合、以下のことに注意しなければいけません。

1.移設先のPHPなどのプラットフォームの対応バージョン

2.移設先のMySQLなどのデータベースの対応バージョン

3.PHPなどのプラットフォームの実行環境の違い

これらの違いを確認し、使用しているアプリケーションが移設先で正常動作するかどうかを確認してからテストを行うことが必要です。

また、動作条件を満たしていたとしても、実行環境の違いによりアプリケーションの環境設定ファイルなどの記述を変更しなければいけない場合もあります。

これらのことに注意し、しっかりとしたテスト期間を設けて動作確認をし、問題がないことが確認された時点で正式に移設されることをお勧めします。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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