CDN(Content Delivery Network)とは、ウェブコンテンツをユーザーに最も近いサーバから効率的に配信する仕組みのことを言います。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
以前と比べ、CDN(Content Delivery Network)サービスが導入しやすくなってきた感じがあります。
そこで今日は、CDNサービスを導入することによってどのようなメリットがあるのかをお話しします。
CDNを導入するメリット
CDNサービスを導入することにより、Webサーバの負荷を軽減することができます。
通常、Webサーバへのアクセスが集中した場合、当然のことながらパフォーマンスは低下し、時にはユーザーがアクセスし難い状況になったりすることもあります。
そういった、ユーザーからのアクセス集中による負荷を、CDNは複数のサーバによって分散してくれます。
また、サイバー攻撃の1つであるDDoS攻撃による意図的なアクセス増加への対策にも有効な手段の1つでもあります。
CDNサービスのコスト的なハードル
従来、CDNサービスはコストが非常に高いものであるという状況でしたが、昨今においてはそれが変化しつつあります。
定額料金が不要で、従量課金制によって提供しているところもあれば、レンタルサーバのオプションサービスとして月々わずかな料金で使えるものや無料のサービスまであります。
ウェブサイトは、訪問者であるユーザーが心地よく閲覧できる状態であることが望ましいことはご承知の通りで、そのような状況が提供できていないのであればCDNサービスの導入を検討しても良いかもしれません。
その方が良いサイトとして認識されることは言うまでもないでしょう。