米国時間の2月8日にGoogleが、同社のブラウザ『Chrome 68』において全面的に警告を行うことをアナウンスしました。

HTTPS:Secure HTTP:Not secure

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

以前よりこのブログでも何度か取り上げている『HTTPS』への対応に関してですが、まもなく、Googleのブラウザ『Chrome』において全面的な警告対応がなされます。

Chrome68から全HTTPページに警告を表示

とうとう全面的に警告がなされる時が到来します。

今年の7月にリリースされる予定のChrome 68から、非HTTPSのページ、つまりHTTPのままのページに対して全面的に警告表示がなされます。

現在、Chromeブラウザのバージョンは64で、現時点での警告表示は以下の条件に該当する場合のみになっています。

1.通常モードで入力フォームに文字を入力した時

2.シークレットモードは常時HTTPページに警告

このようになっていますが、Chromeブラウザのバージョン68からはすべてにおいてHTTPページには警告表示を出します。

Chrome 64とChrome 68

このような状態で表示された場合、以前にも申し上げた通り事業者としてのイメージは非常に良くありません。

また、SEO的にも影響しますし、サイトに訪れてもらえても直帰率が増加してしまうなどの影響が出てくる可能性もあります。

継続的にアナウンスが行われてきた成果もあり、今では『HTTPS』に対応したウェブサイトがかなり増えてきてはいますが、未対応のウェブサイトも多く残っています。

未対応の事業者は早急に『HTTPS』への対応を行われることをお勧めします。

ちなみに、以前にも申し上げた通りChromeブラウザは現在シェアNo.1であることと、Chromeブラウザに限らず、Mozillaのブラウザ『Firefox』においても同じ方向性で進んでいることを改めて付け加えておきます。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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