生体認証の導入を検討してみる

最近では、NEC社のパソコンCMにてよく目にすることがある顔認証、これも生体認証の1つですが、これらの生体認証機能付きパソコンを宣伝するのも、セキュリティ性の高いものを選択しなければいけない時代になっていることを象徴していることを感じます。

指紋

皆さん、こんにちは。

業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。

冒頭に書きました通り、NEC社の顔認証をアピールしたパソコンのCMは最近非常によく見かけます。

そこで、生体認証に関して少し取り上げてみようと思います。

生体認証(バイオメトリクス)とは

生体認証(バイオメトリクス)とは、人の生体的な特徴・特性を用いて行う本人認証方式のことをいいます。

この生体認証は、指紋や顔などの身体形状に基づく身体的特徴を使ったものと、音声や署名などの行動的特徴を使ったものがあり、身体的特徴は常に本人の肉体に付随し、行動的特徴は本人の癖であることから、基本的には本人のみが再現が能なものと言えます。

また、生体認証の場合、パスワードを忘れてしまったり、パスワードが他人に知られて悪用されることや、カードの紛失・盗難・置き忘れなどの問題を回避可能なことが多いともされています。

生体認証の種類

生体認証による認証技術には以下のようなものがあります。

1.指紋認証

2.静脈認証

3.虹彩認証(目の認証ですが、網膜スキャンとは異なります)

4.顔認証

5.音声認証

6.サイン認証

比較的簡単に導入できるもの

金融系機関などにてよく使われている静脈認証(銀行のATMなどにも設置されています)や虹彩認証は導入コストが高いですが、指紋認証や顔認証は中小・零細企業でもわりと手軽に導入することができます。

(アップル社のiPhone5S以降の機種には指紋認証機能が取り入れられています)

指紋認証は、簡単なものではパソコンにログインするためのUSBタイプの機器が数千円~入手可能ですし、顔認証でも、パソコンにウェブカメラが搭載されたものや外付けのウェブカメラを使い、数千円~のソフトウェアを購入することでパソコンのログイン認証を行うことができます。

情報セキュリティの一環として、まずはPC端末からはじめてみてはいかがでしょうか。

追伸:筆者もウェブカメラを使った顔認証を導入してみましたが、今のところ他者は全くログインできず、自身に対する誤検知もありません。

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