OS利用シェアにおいて未だ4割近いシェアのある『Windows 7』、2020年1月14日には延長サポートが切れる、いわゆる『2020年問題』が発生します。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
企業ユーザーはまだまだWindows 7が非常に多く残っています。
それを考慮した形でMicrosoft(マイクロソフト)がこんな発表をしました。
Windows 7が有償で2023年1月までサポート
Microsoftは、2020年1月におけるWindows 7の延長サポート終了では企業ユーザーにおいて問題が発生する判断をしたのでしょう。
一部のユーザー限定で、Windows 7の延長サポート終了後も『有償』でサポートを継続すると発表しています。
『Windows 7 Extended Security Updates(ESU)』という名称がついています。
対象は、『Windows 7 Professional』もしくは『Windows 7 Enterprise』をボリュームライセンスで導入しているユーザーで、Windows 7 ESUによるアップデートを提供するとされています。
ただし、最終的には『Windows 10』以降の新OSに乗り換えることが前提で、1年ごとに料金は高くなり、デバイスごとにチャージが掛かります。
2020年1月14日の段階において『Windows 10』への移行が完了できない場合、条件が当てはまれば一応回避策はあるということにはなります。
(『Windows XP』の延長サポート終了時にも同じような措置がありました。)
しかし、何とか移行が間に合わせることができるのであれば、通常の延長サポート期限までに移行される方が良いのではないでしょうか。