Apple(アップル)が米国時間の9月7日、新型スマートフォンのiPhone7とiPhone7Plusを発表したことを受け、今までに増してIT技術の連携が拡大する可能性があります。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
日本時間の9月8日未明に発表されたiPhone7とiPhone7PlusにやっとFelicaチップが搭載されました。
海外ではNFC Type A/Bが主流であるようで、Felica対応は日本専用の仕様のようです。
しかし、これにより従来よりも便利な使い方ができるようになります。
クレジットカード決済と電子マネー
iPhone6・iPhone6Plus・iPhone6s・iPhone6sPlusにはNFCチップは搭載されていましたが、Appleが制限をかけていたこともあり、日本では宝の持ち腐れ的な感がありました。
しかし、今回はApple Payに対応可能となったことと、Felicaに対応可能となったことでクレジットカード決済、Suicaなどの交通系電子マネー、iD、QUICPayなどが利用可能になるため、AndroidとiPhoneのどちらでもそれが利用可能になるということになります。
となると、従業員のスマートフォンもそれに対応するものを持つ人が増える可能性が想定されます。
※ 2016/09/13 Update:iPhone7の現時点での交通系電子マネーはSuicaのみでした。
社内システムなどでの活用
今日の本題はここからなのですが、iPhone、Android、どちらでもFelicaやNFCに対応してくれるとなると、社内システムなどでの活用にも広げていくことに踏み切ることもできます。
事務所のセキュリティや勤怠管理などはFelicaやNFCのICチップをかざして使うことが主流になっていますが、それらに必要であったICカードそのものがいらなくなり、スマートフォンで認証すれば良いことが想定できます。
企業からするとカードの作成費用が掛からなくなるのでコスト的にもうれしい話しです。
システム会社の立場から考えてもシステムの導入先に広がりをみせる可能性をもったポジティブ要因なのではないでしょうか。
事業者の皆さん、使い道の可能性を模索しておくのも良いかもしれませんよ。