ICT(Information and Communication Technology/情報通信技術)を活用することにより、コスト削減などの業務改善に役立てることができることはご承知の通りですが、それは実践しないと何の意味もありません。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
今日は、とある企業における業務改善事例をご紹介します。
資料は紙を使わない
この企業では、会議の際などの資料に紙を使いません。
タブレット端末を使いながら大型の液晶ディスプレイに映し出して会議を行います。
映し出されるのはタブレット端末などから手書きで書かれた文字などです。
つまり、電子化を実践しているということです。
これにより得られた効果は、20%程度のコスト削減が図れたことです。
電子化によるその他の効果
これらのように電子化を行うことにより、他にもコスト削減が図れたものがあります。
1.資料をコピーしたりする複合機の台数も減らすことができた
2.コピー用紙の購入費用が削減された
3.シュレッダーの台数が削減できた
中小・零細企業においても同じ
この事例はそこそこ大きな規模の企業ではありますが、これらに関しては中小・零細企業、小規模事業者も同じことが言えます。
例えば、FAXの送受信に紙を使わないだけでもコスト削減につながります。
1.コピー用紙の購入費用が削減できる
2.インク代、もしくはコピーカウンターの数を削減することができる
などの効果があるわけです。
企業規模の違いはあれでも、業務改善できることは必ずあるはずです。
よく、『もうやれるだけのことはやっているのでこれ以上やれることがない。』と言われる方がおられますが、そんなことはありません。
ちょっとしたことが変化をもたらします。