今朝の報道によると、中国とロシアがAI(人工知能)を使い、自動的なサイバー攻撃を仕掛ける技術を取得したとされています。
また、北朝鮮も同様の技術を得た恐れがあるともされています。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
朝から好ましくないニュースを見てしまいました。
AI(人工知能)を使ったサイバー戦争が始まりそうな感じです。
サイバー攻撃にAIが使われる
近い将来、サイバー攻撃にもAI(人工知能)を使い、自動化された攻撃が始まりそうです。
AIを使えば、非常に効率的に攻撃を仕掛けることが可能になるでしょう。
全世界のパソコン・スマートフォンなどのデバイスにウイルスを送りつけることもできれば、人間が関与しなくてもハッキングが行えてしまいます。
AIは自ら学習しますので、あっという間に高度な攻撃手法を学んでしまうと思われます。
AIを搭載したセキュリティ製品
現状ではごく一部でしか搭載されていないはずですが、既にAIを搭載したセキュリティ製品が販売されています。
日本でよく知られたところでは、トレンドマイクロ社がAI技術を搭載したウイルス対策製品をリリースしています。
今後、同社に限らず他社においてもAI技術を搭載したセキュリティ製品がリリースされてくると思われますが、何よりも重要なのは準備を怠らないことです。
使用しているOSやアプリケーション類などは脆弱性に対応済みの最新版を使い、セキュリティ製品も新しい技術を搭載したものに入れ替えておくなど、どの事業者においても可能な最低限のことは常日頃から行い、社内のスタッフに対しても徹底して意識を持たせておくことも重要です。