ランサムウェアとは、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに『身代金』を要求する不正プログラムです。 身代金要求型不正プログラムとも呼ばれています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
皆さんは『ランサムウェア』という言葉を聞いたことがありますか?
これは、冒頭でお書きした通り、感染したパソコンをロックしてしまったり、ファイルを暗号化してしまうことによりパソコンを使用不能にしてしまいます。
そして、復旧と引き換えに『身代金』を要求してくるという悪質なものです。
※ 身代金に応じても復旧はされません。
このランサムウェアはここ数年、法人・個人を問わず世界中で脅威となっています。
※ 企業を標的とするランサムウェア攻撃の数は、2014年度から2015年度にかけて5.8倍にも増加したそうです。
ランサムウェア対策ツールのススメ
よく知られているセキュリティソフトで、それが最新バージョンのものであればランサムウェアの保護は機能の1つとして含まれていることが多いですが、そうではない場合、ランサムウェアへの対策ツールを導入することをお勧めします。
もちろん、既存のセキュリティソフトでランサムウェア対策が含まれている場合においても追加で導入可能なのであれば、よりベターな状態にしておくには追加導入するのも良いでしょう。
法人向けのランサムウェア対策ツール
ここで、法人向けのランサムウェア対策ツールをご紹介しておきます。
Kaspersky(カスペルスキー)のAnti-Ransomware Tool for Businessというものです。
このツールはランサムウェアの侵入を阻止し、ランサムウェアによって加えられたシステム変更を元に戻してくれます。
同社のセキュリティソフトを既に使用されている場合には同居させられないようですが、他社のセキュリティソフトを使用している場合においては同居可能です。
Kaspersky(カスペルスキー)のアナウンスでは、以下のことが紹介されています。
Kaspersky Securitu Networkによるファイル評価でのブロックと、実環境上での振る舞い検知機能であるシステムウォッチャーによるブロックを実装しています。
製品版であるKaspersky Endpoint Security for Businessには、WEB閲覧時にスクリプトを解析してブロックする機能、ネットワーク不正侵入防止、ホストIPS、仮想環境上での振舞検知機能など、多層防御を実現しています。また製品版のKaspersky Security Networkでは不正なURLなど、ファイル以外の情報も使用しています。
一度試してみたい方は下記から申し込みしてみてください。
>Kaspersky Anti-Ransomware Tool for Business 申し込みはこちら
非常に軽量なツールですので、パフォーマンスへの影響はほとんどありません。