以前、『CDNが速度的に逆効果となる時』という記事にて『CDN(content delivery network)』がウェブサイトのパフォーマンスに逆効果となる場合もあるということを書きましたが、そこから約1年、CDNも進化している可能性があります。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
最近、ウェブサイトのパフォーマンスが微妙に落ちているように思えたこともあり、改めてCDN(content delivery network)を使った実証実験をしてみました。
CDNが効果的か否かの追求
約1年前に投稿した『CDNが速度的に逆効果となる時』という記事では、昨今のホスティング会社がサーバの仕様を大幅にパワーアップさせていることなどから『CDN』がパフォーマンス的に逆効果になるケースもあることを書きましたが、あれから1年、他のウェブサイトとの比較検証結果もあり、再度テストを行ってみることにしました。
結果、CDNを使用した時の方がわずかにパフォーマンスが良かったと言えます。
ただし、私の場合はCDN側にある機能のわずかな部分しか使用していません。
幸い、契約しているサーバがある程度活躍してくれているため、CDN側にて新たに追加された機能のみをプラスαする程度しか必要なかったのです。
つまり、元からあった機能は使用していないということです。
このように、CDNも進化していますので、たまにはCDN側の機能もチェックし、機能追加などがされているようであれば何パターンかテストしてみるのも良いと思います。
そして、CDNを使用した時のパフォーマンスが使用していない時と比べて同等以上と判断できればCDNの使用もありと言えます。
セキュリティ面でのメリットもありますから。