サイバーリスク保険は、セキュリティの事故を原因としたさまざまな損害を、包括的に補償してくれるものです。

リスクを取るか?

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

昨今、サイバー攻撃に対するセキュリティ対策への投資はある程度進んでいますが、実際に事故が起きた際のリスク投資に関してはあまり普及していないのが実情です。

では、何故それは普及しないのでしょうか?

想定リスクに対して投資できない

現在、サイバー攻撃を防ぐための対策には投資をする企業は増えてきていますが、被害が発生した際の想定リスクまでは投資がされないところが大半です。

実際に攻撃を受けたわけでもないものに、予めコストを掛けることにためらいがあることと、防衛対策への投資が精一杯で想定リスクへの投資までは資金的に余裕がないというのが実情です。

これは、上場企業をはじめとする大手企業にとっては壁となりませんが、中小・零細企業にとっては非常に大きな壁となっています。

では、サイバーリスク保険は実際にどれくらいコストが掛かるものなのでしょうか?

サイバーリスク保険は非常に高額

サイバーリスク保険に関しては、業種、年間売上高、支払限度額などによって算出されます。

そこから算出された保険料としては、年間売上高数十億円で支払限度額を数億円で設定したとして数十万円から数百万円掛かってしまいます。

これは中小・零細企業にとっては非常に大きな負担額となってしまうかと思います。

しかし、サイバー攻撃が激化していることを考えると、一度サイバーリスク保険の費用を試算だけでもしてみるのも良いのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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