先月末、あるセキュリティリサーチャによって現行バージョンの『Microsoft Edge』及び『Internet Explorer』のゼロデイ脆弱性が報告されました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
昨日、トレンドマイクロがブログで公表したところによると、Microsoftのブラウザ『Edge』と『IE(Internet Explorer)』に『ゼロディ脆弱性』が報告されており、ブラウザのセッション情報が露出する恐れがあるとされています。
今日はその話題です。
EdgeとIEのゼロディ脆弱性
今回発覚している脆弱性ですが、『同一生成元ポリシー違反』と呼ばれるもので、不正なWebサイトに埋め込まれたJavaScriptが、ユーザが訪問した別のWebサイトに関連した情報を収集することが可能になるというものです。
『Edge』か『IE(Internet Explorer)』を使用して不正なWebサイトを訪問した場合、このような脆弱性が利用されることによりブラウザのセッションに関する機密情報が攻撃者に転送される恐れがあると紹介されています。
この脆弱性に対処した修正プログラムは未だ公開されておらず、それが公開されるまでの間は『Edge』と『IE(Internet Explorer)』の使用を控え、他のブラウザ(ChromeやFirefoxなど)で対応することが良さそうです。
参考:『トレンドマイクロ セキュリティブログ “Microsoft EdgeとInternet Explorerにゼロデイ脆弱性、セッション情報が露出する恐れ”』
ご参考までに。