2017年10月10日(日本時間)、Microsoft(マイクロソフト)が提供しているオフィスソフト『Office2007』の延長サポートが終了します。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
2017年4月11日(日本時間)に『Windows Vista』の延長サポートが終了し、今度は『Office2007』の延長サポートが終了します。
では、これによってどのような影響があるのでしょうか?
Office2007 延長サポート終了の影響
Office2007は、先月末の時点で日本国内ユーザーの8.6%、約12人に1人の割合で使われています。
つまり、延長サポート終了間際においてもアップグレードなどの対処をしていない方々がそれだけいるということです。
これは、Windowsと同じように新たな脆弱性が発見されたとしても更新プログラムが提供されず、このまま使用を続けることはセキュリティ的なリスクを負い、脆弱性を突かれてPCの乗っ取りや機密情報の漏えいなどの被害を受ける可能性を意味します。
速やかな移行のススメ
このような脆弱性を抱えたOSやアプリケーションを使い続けることは、自社のみならず他社(他者)をも被害に巻き込む可能性を秘めています。
中小・零細企業、小規模事業者にとってはソフトウェアライセンスの更新問題は負担が大きい場合もありますが、事が起きてからではそれに対処する方が大きくもなります。
そういった事態を避けるためにも、正式にサポートが継続されているものへの速やかな移行をお勧めします。