パッケージシステムの導入やシステム開発において、テスト稼働をせずにいきなり

本稼働を予定する方がおられますが、そんな方はたいてい失敗します。

チェック

皆さん、こんにちは。

業務コンサルタントの高橋です。

パッケージシステムやシステム開発において、これらはどちらもテスト稼働は

ロードマップに入れる必須のものなのですが、困ったことにそれを飛ばして

しまおうとしてしまう方がおられます。

その方の言い分としてはこうです。

1.パッケージシステムはいろいろなところで使われているので問題は起きえない!
2.開発とは言え、リリース前にしっかりテストしていれば問題は起きない!

これ、一見正しいように思えますが、実はそうではありません。

パッケージシステムの場合、確かにオーダー開発しているよりは問題が起きにくい

とは言えますが、時としてユーザーはメーカーが想定し得なかった使い方をします。

そんな時に問題が起きたり、パッケージとは言え、その中で計算式を作成した場合

などにおいては意外とミスがあったりするものです。

一方オーダーでシステムを開発した場合においては、問題が起きるものと思って

いた方が良いでしょう。

何故か?

ご自身でも経験があるかと思いますが、何度も見直しをして問題はないと思って

いたにもかかわらずミステイクがあったということがあるはずです。

システムを作るのは人間ですから、そういったものはつきものだと思っていた方が

良いというのはそういうことです。

これらから言えるように、テスト稼働は必ず行うべきものとして認識すべきです。

また、業者がユーザーに対してYESマンである場合なども注意が必要です。

つまり、ユーザーからテスト稼働なしでいきなり本稼働をしたい旨を言われ、

簡単に安請け合いしてしまうケースなどは絶対にNGです。

資金・人・時間などを投入するわけですから、それらが無駄にならないよう、

しっかりテスト稼働を行ってください。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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