中小・零細企業の中でも、とりわけ小規模事業者の場合は管理会計を導入しない

ケースの方が多く見受けられます。

しかし、これを導入することによって、社内のセクション単位での採算などを

一目で確認することができます。

組織図

皆さん、こんにちは。

業務コンサルタントの高橋です。

小規模事業者の場合、会社全体の数字で見てはいても、各事業部門別の収支を

見ることは少ない気がします。

しかし、少しの手間でそれが確認できるとなると、今、どの事業部門がどういった

状態にあるのか?などを分析することにより、先々にどう判断していくか?に

役立てていくこともできたりします。

簡単に言えば、損益計算書の売上から営業利益の部分だけでも事業部門別に

数字をエントリーしていけばそれが出来てしまうわけです。

会計システムを使っていればこのようなことは簡単に行えます。

仕訳に部門をエントリーしていくだけでOKなのです。

後は会計システムが集計してくれますので、それをアウトプットして見ていけば

良いということになります。

また、販売購買管理システムを使っている会社であれば、売上・仕入に関しては

販売購買管理システムでも部門管理をされることをお勧めします。

随時伝票に部門をエントリーしていくだけでセクション別の数字が把握でき、

会計システムと連携しているものであれば部門別に仕訳変換してくれます。

ここから見えるものは、従来は会社全体でしか見えず、どの事業部門が良くて、

どの事業部門が芳しくないのか?などがスタッフの報告ベース程度でしか把握

できなかったものが、実際に数字となって見えますので、それを踏まえた上で

どういった判断をすべきか?を、数字上からも行えるようになるのです。

まだ管理会計を導入されていらっしゃらない事業者の方、是非お試しください。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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