以前、『MozillaのFirefox Sendを使う』や『ファイル転送サービスを考える』という記事にてご紹介したMozillaの『Firefox Send』ですが、テストパイロットを終了し、正式にリリースとなりました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
今日は、以前ご紹介したファイル送信ツールの『Firefox Send』が正式リリースとなりましたのでそれをご紹介します。
Firefox Send が正式リリースに
さて、この度正式リリースとなった『Firefox Send』ですが、『Firefox Send』のサイトを見るとテストパイロット期間にはなかったものが新たに加わっています。
テストパイロット期間はアカウント登録はなく、単純に『1GByte』までのファイルを送信できるものだったのですが、正式リリースとなり、アカウント登録を行うとファイルサイズの上限が『2.5GByte』まで拡大するようになっています。
ただし、業務利用の場合にはアカウント登録なしの上限『1GByte』で十分な気がしますので、その範囲であれば特別アカウント登録する必要はないです。
また、テストパイロット期間は有効期間が『1回のダウンロード』または『24時間』という設定だったのですが、正式リリース後の有効期間はアカウント登録の有無に関わらず『1回・2回・3回・4回・5回・20回・50回・100回のダウンロード』からの選択、または『5分・1時間・1日・7日』からの選択の組み合わせになっていますので、少々使い方に幅が出た感じがあります。
もちろん、テストパイロット期間にも存在した『パスワード保護』に関してもアカウント登録の有無に関わらず設定可能です。
『宅ふぁいる便』の情報漏えい事件を受け、他の安心できるファイル送信ツールを探している方もいるかと思いますが、Mozillaの『Firefox Send』の場合、ファイルは暗号化され、クラウドには何も残らないことから個人情報の秘匿性が維持されると説明されています。
ストレージサービス内の一部を共有する方法も良いかもしれませんが、個人的にはこちらの方がお勧めです。
参考までに、動画を掲載しておきます。