経済産業省では、国際化促進インターンシップ事業として『外国人受入インターンシップ』の募集を行っています。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
経済産業省では、日本国内に主な事業所を有する民間企業及び業界団体、非営利法人等を募集対象とした『外国人受入インターンシップ』を行っています。
事業の目的
国内市場の縮小により、海外事業の拡大を図る日本企業は近年増加していますが、特に中堅・中小企業においては、海外展開を担う「グローバル人材」の不足が課題となっています。
日本企業における海外展開や新たな視点によるイノベーションの創出等、外国人材の活用は日本企業の競争力強化に資すると考えられますが、特に中堅・中小企業においては、外国人材と働く経験やネットワークの不足により、活用が進んでいないのが現状です。
そこで、「外国人受入インターンシップ」では、外国人若手人材を対象とした日本企業におけるインターンシップを実施します。これにより、以下の成果を達成することを目指します。1.海外ビジネスの拡大や新たな展開に向けた知見構築
2.外国人と働くことや異文化コミュニケーション経験による意識改革
3.外国人採用に向けた海外大学等とのネットワーク構築や社内の体制整備
募集概要
募集対象
日本国内に主な事業所を有する民間企業及び業界団体、非営利法人等/最大20社程度
受入人数
原則として1企業あたり2名まで
インターン対象
開発途上国(OECD/DACリスト掲載国)の国籍を有する、日本国内に居住している留学生20名程度
受入期間(予定)
10月中旬~12月中旬の間で1~2カ月間
※インターンを行う日数・時間は、受入企業、インターン、事務局の3者間で協議のうえ決定。
受入企業の必須要件
・本事業の主旨に賛同し、インターンシップの受入を通して外国人材の活用を促進し、海外ビジネスの拡大や新たな展開を目指すことに関心があり、具体的なミッションや業務に対してインターンと共に協働できること
・日本国内に主な事業所を有する民間企業及び業界団体、非営利法人であること
・受入企業において業務に関する実践的な就業体験を提供できること
・受入企業内で十分な管理・受入体制が整えられること
・外国人のインターンを受け入れるにあたり、職場でのインターンシップ実施環境や宿泊等の生活面の支援に協力できること
受入企業への主な経費支援
・材育成支援費:1日2,000 円/人をインターンを受け入れた日数分支給
・受入担当者向けの事前研修
受入企業の主な責務
・インターンシップで行う業務内容の概略・方針を決定する
・インターンシップ実施体制及び緊急時対応体制を構築し、責任者、指導担当者、生活面の支援担当者等を配置する
・インターンシップ計画(受入担当者・インターンの役割・目標等)を策定する
・企業向け事前研修、フォローアップ研修、成果発表会への参加
・インターンシップ開始時に、インターンへのオリエンテーション(職場におけるルールや緊急時対応等)を実施する。
・インターンのPC、インターネット環境、机・椅子、事務用品等の手配などインターンの職場における環境整備を支援する
・インターンの宿泊施設や企業への移動手段の手配などインターンの生活環境整備を支援する
・インターンシップ実施における進捗管理、インターンの指導、事務局への定期的な報告・連絡・協議を行う
・インターンの体調不良の際のサポート、病院等への引率
・インターンシップ終了後、報告書等を提出
詳細はこちらからどうぞ⇒経済産業省 国際化促進インターンシップ事業
以上、ご参考までに。