足腰の強い経済を構築するため、中小企業・小規模事者等における生産性向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入するための事業費等の経費の一部を補助することにより、中小企業・小規模事業者等の生産性向上を実現することを目的とした事業(以下「サービス等生産性向上IT導入支援事業」という。)を実施する事務局の公募を行う。
平成30年1月19日付 経済産業省ホームページより
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
現在、経済産業省では、平成29年度補正予算『サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)』の事務局公募を行っています。
そして、事務局が決定した後、昨年から始まった『サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)』に関連する公募が順次スタートしていく予定です。
では、今回の概要を見ていきましょう。
平成29年度IT導入補助金の概要
今回、補助金の予算としては500億円と、前回の100億円から大幅に増加しています。
また、目標採択事業者数も前回の1万5千社から13万5千社と、より多くの事業者が補助金を受けることができそうです。
しかし、補助上限・下限、補助率に関しては少々減少しました。
前回の補助上限・下限が、上限100万円、下限20万円であったのに対して、今回は上限50万円、下限15万円となり、前回の補助率2/3以内に対して今回は1/2以内となっています。
単純に上限で計算すると、前回は投資額150万円に対して自己負担が50万円、補助金が100万円でしたが、今回は投資額100万円に対して自己負担、補助金ともに50万円ということになります。
もちろん、自己負担が増えても構わないのであればこの限りではありません。
前回のことを踏まえ、今回は広く浅くという感じにしたようですね。
前回は私どももIT導入支援事業者として補助事業者をご支援させていただきました。
今回もご縁があれば同じ方向性で考えております。
ただし、現時点においては事務局の公募段階で、IT導入支援事業者の公募は未だ行われていなく、そのIT導入支援事業者は毎年度ごとに採択された事業者でなければご支援できないため、またその時になりましたらアナウンスさせていただく予定でおります。