AIとは、『artificial intelligence』の略で『人工知能』のことですが、昨今、このAIがさまざまなところで活躍しています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、最近ではかなり聞きなれてきたAI(人工知能)ですが、大手企業ではこんな使われ方をしています。
Googleが実施したAIの活用術とは
Googleが実施したAIの活用は自社のデータセンターです。
データセンターと言えば、非常に多くのサーバの集合体のようなものですから、かなりの熱を発します。
つまり、その熱を冷やしてあげないといけません。
そのデータセンターの冷却システムにAIを採用したのです。
2年程前の段階ではありますが、データセンターの冷却システムにAIを採用した結果、電力が約40%削減できたと発表しています。
しかし、この当時AIは対策の推奨を行っていただけで、それを実施していたのはAIではありませんでした。
そこで今回、AIが直接冷却システムを制御できるように改良が加えられ、開始から数ヵ月の段階で、平均約30%の省電力化が実現できたとされています。
現時点で約30%であったとしても、AIの学習が進めばさらなる省電力化がなされることが期待できます。
このようなAIの活用は他でも利用可能とGoogleは言います。
以前の記事でご紹介したように、パソコンのウイルス対策ソフトにAIを導入し、ソフトウェアを提供しているところもあります。
今後、AIはさまざまなところで活用されると思われますが、それがどこまで進化していくのかは未知数かもしれません。