今、インターネット通販の世界は伸び続けています。今後も伸びていくでしょう。
しかし、だからといってインターネット通販をやれば儲かるというわけではありません。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、今日はインターネット通販に関するお話しですが、インターネット通販で相応の収益を上げるにはそれほど簡単なものではありません。
まず、これを前提にお話ししていきます。
ネット通販の大半は儲かっていない
実際のところ、ネット通販で何とか採算の合うレベルにいるのは全体の約20%程度しかありません。
残りの80%は儲かっていないというのが現実です。
また、本気で儲かっているレベルに達しているのは全体の約4%程度しかありません。
だからと言ってネット通販をやらない方が良いということを言っているわけではありません。
現実を知った上で、相応の資金を投じてスタートさせるかどうかを判断してくださいということです。
実店舗のあるところ、ないところ
元々、アナログな商売を店舗を構えて行っていたところがネット通販の世界にチャレンジする場合、ある程度の範囲においてはその店舗を既に知ってもらっていることや、それまでの商売において良いお店かどうかを判断してもらう材料が少しはあります。
しかし、実店舗もなく、いきなりネット通販で勝負しようとしている場合は非常にハードルが高く、時間、労力、資金などが非常に多くかかることが前提にあると思った方が良いでしょう。
例えば、スタート時には大手のショッピングモールに参加し、そこでは広告宣伝であるとしか考えず、まずは知ってもらうというところからスタートしなければいけません。
(アナログな世界でも同じですが。)
もちろん、いきなりオリジナルの独自サイトをオープンさせてダメなわけではないですが、そこに集まるとしてもそれ相応の前段部分があっての話しです。
(実際にはアナログな世界で口コミで周知されていたとか。)
逆に、ネット通販の世界では利益率の高い高額品も売ることは可能です。
かなり難易度は高いですが、それも可能ではあるということです。
(ショッピングモールによくある、あり得ない金額で高額品を安売りしているものとは別の話しです。)