IT投資や設備投資など、事業者はさまざまなことに投資をしていかなければいけない場面が多々あります。
しかし、それにもちゃんとした考え方、つまり、計算された予算というものがなければいけません。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
皆さんは投資を行う際、ちゃんと予算を組んでから実行していますか?
それとも、ただ単に一番安いところを探しているだけですか?
予算は一般家庭にもある
予算の話しは事業者に限った話しではありません。
例えば、一般家庭において何らかの買い物をする際、一部の富裕層を除いては購入対象物に対する予算を決めて行動しているはずです。
食費に○円、教育費に○円、積立に○円など、月々の収入に対して支出に対する予算とプールする予算などです。
このようなことは当然ながら事業者にも当てはまりますので、予算計画なしで進めようとすることは基本的にあり得ないと考えるのが妥当です。
予算感のない経営者
しかし、残念ながら予算感のない経営者は結構います。
何らかの投資を行おうとしているのに、必ずといっていいほど予算を言いません。
では、何故予算を言わない(言えない)のでしょうか?
それはリサーチをしていないことと、自社においてそれに対する支出がどれくらい行えるかを計算していないことです。
それらが行えているのであれば、『予算は○円です。』ということが明確に回答できるはずです。
予算を組まない一部の例外
ただし、これにもある意味例外的なことも存在します。
例えば、オーナー自らがホームページ制作を行う場合などです。
オーナーである以上残業代も発生しませんから、自身がプライベートな時間を割いたりすれば資金は必要なくなります。
しかし、このような例外はあまり多く存在しません。
このように、多くのケースでは予算というものがつきものです。
また、予算内であるからといってただ単に一番安いところを探せば良いわけではありません。
コスト以外にも、必要な機能やサポート体制、人柄、つながり、それらを総合的に判断することが必要です。