Apple(アップル)は9月24日(米国現地時間)、機能改善やバグ修正などを含んだ『iOS 13.1』の配信を開始しました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
先日の『iOS 13配信開始で新鮮な表示に』という記事でも触れた通り、日本時間の昨日、『iOS 13.1』がリリースされています。
その『iOS 13.1』以降では、ある厳格な管理機能が施されています。
iOS 13.1以降は非正規部品に警告表示
iPhoneは今後、非正規パーツに対して警告表示を行うようになります。
ただし、現状で出ているものでは2つの非正規パーツに関しての警告表示です。
<非正規バッテリーへの警告表示>
1つ目は非正規バッテリーが使われている場合の警告表示ですが、この警告表示は『iOS 13.1』以降がインストールされた以下の『iPhone』に通知されます。
・iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS / iPhone XS Max / iPhone XR
Important Battery Message
Unable to verify this iPhone has a genuine Apple battery. Health information not available for this battery.
『このiPhoneで正規のApple製バッテリーが使用されていることを確認できません。』というメッセージです。
最初の4日間は『ロック画面』に、15日間は『設定』に、その期間終了後は『設定>バッテリー>バッテリーの状態』で表示され続けます。
<非正規ディスプレイへの警告表示>
2つ目は非正規ディスプレイが使われている場合の警告表示ですが、この警告表示は『iOS 13.1』以降がインストールされた以下の『iPhone』に通知されます。
・iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max
Important Display Message
Unable to verify this iPhone has a genuine Apple display.
『このiPhoneで正規のApple製ディスプレイが使用されていることを確認できません。』というメッセージです。
こちらも最初の4日間は『ロック画面』に、15日間は『設定』に、その期間終了後は『設定>情報』で表示され続けます。
これらの非正規パーツに使用上の問題は出ないようですが、『非正規バッテリー』の場合は『バッテリーの状態』機能が利用できず、『非正規ディスプレイ』の場合には『マルチタッチの問題やディスプレイの明るさと色の問題』が起きるとされています。