Apple(アップル)は12月10日(米国現地時間)、『iOS』の最新バージョン『iOS 13.3』をリリースしました。
また、『iOS 13』に対応しない古いデバイス向けの『iOS 12.4.4』もリリースされており、最新版へのアップデートが推奨されています。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
今日は久しぶりに『iOS』の情報です。
iOS 13.3 配信開始とiOS 12.4.4への対応
<iOS 13.3>
まずは『iOS 13.3』のリリースからです。
今回のアップデートは以下のようになっています。
(スクリーンタイム)
・新たに追加されたペアレンタルコントロールの機能でお子様が通話、FaceTime、メッセージできる相手を制限可能
・親または保護者は、お子様用の連絡先リストを使用して、お子様のデバイスに表示される連絡先を管理可能
(株価)
・リンクの記事と関連した記事や同じ出版物の記事をそのまま閲覧可能
(その他のバグ修正と改善)
・“写真”でビデオをトリミングしているときに新しいビデオクリップの作成が可能
・SafariにNFC、USB、LightningのFIDO2準拠のセキュリティキーへのサポートを追加
・“メール”で新規メッセージをダウンロードできない場合がある問題を修正
・Gmailアカウントでメッセージを削除できない問題に対処
・Exchangeアカウントでメッセージに不正文字が表示されたり、送信メッセージが複製されたりする場合がある問題を解決
・スペースバーを長く押した後にカーソルが動かなくなる場合がある問題を修正
・“メッセージ”経由で送信されたスクリーンショットがぼやけて表示される場合がある問題に対処
・スクリーンショットを切り取ったりマークアップを使用すると“写真”に保存されない場合がある問題を解決
・ボイスメモの録音をほかのオーディオAppに共有できない場合がある問題を修正
・“電話” Appの不在着信バッジが消えない場合がある問題に対処
・モバイルデータ通信設定が誤ってオフとして表示される場合がある問題を解決
・“反転(スマート)”が有効のときに“ダークモード”をオフにできない問題を修正
・一部のワイヤレス充電器の充電速度が仕様より遅い場合がある問題に対処
・14件の脆弱性修正
以上のようになっています。
<iOS 12.4.4>
『iOS 13.3』は『iPhone 6s』以降への対応になりますが、それ以前の『iOS 12』対応機種『iPhone 5s』、『iPhone SE』、『iPhone 6』には『iOS 12.4.4』が『重要なセキュリティアップデート』として配信されています。
『iOS 13.3』は少し様子見でも良い気がしますが、『iOS 12.4.4』は早期の適用を行うべきでしょう。
また、これらに準じて『iPadOS 13.3』、『tvOS 13.3』、『watchOS 6.1.1』、『watchOS 5.3.4』などもリリースされています。