間もなく(2019年9月10日(米国現地時間))Apple(アップル)が新型の『iPhone(iPhone 11?)』を発表すると報道されていますが、それと同時に『iOS 13』のリリースが予定されています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
『iOS 13』から『iPhoneを探す』アプリは『探す』アプリに名称が変わるそうですが、それは単に名称変更されるだけではなく大幅に進化したものになります。
また、この『探す』アプリに関連し、紛失防止用に使われるとされるキーホルダー程度のデバイス『スマートトラッキングタグ』も準備されているという話しもあります。
iOS 13の探すアプリとスマートトラッキングタグ
まず、『iOS 13』の『探すアプリ(現iPhoneを探す)』はどのように進化するか?
<iOS 13の探すアプリ>
『iOS 13』の探すアプリは『オフライン』状態の『iPhone』、『iPad』、『Mac』の位置情報を取得します。
これには『オフライン』状態の第三者の『iPhone』と『Bluetooth』通信をし、それで得た位置情報をAppleのサーバーの送信することで位置情報を取得するとされています。
もちろん第三者の位置情報は高度な暗号化技術が用いられ、Appleもこの暗号化技術の詳細を明らかにはしていません。
ただし、デバイスの位置を特定するには『同じApple IDでログイン』している別のデバイスが必要にはなります。
<スマートトラッキングタグとは>
既に類似製品は他社から出てはいますが、この『スマートトラッキングタグ』というものは『財布・バッグ・鍵』といったものを追跡するのに役立てるデバイスとして準備中だとされています。
このデバイスは『探す』アプリの『Items』というタブで管理されるようで、タグづけされたアイテムから離れると通知が送られると言われています。
これには面白い仕掛けがあるようで、紛失したアイテムを探すのに『AR(拡張現実)』が応用される可能性があるともされています。
iPhoneの画面とカメラを通して周囲を見渡すと、アイテムがある場所に『赤い風船が浮かぶ』らしいのです。
(歩き回ってiPhoneを上下に動かすと風船が視界に入ってくるとも。。。)
『プライベート』、『ビジネス』に関係なく、これらは役に立ちそうです。
特に、『ビジネス』においては紛失が大問題に発展する可能性も秘めていますから、可能性がありそうな方には有難いものになるかもしれません。