『平成30年7月豪雨』と命名された西日本の豪雨などの災害時において、iPhoneでは『緊急SOS』が役立つ場合があります。
また、日本時間の今日、iOSデバイス向けの最新OS『iOS11.4.1』が配信を開始しました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、今日はiPhone、iOS関連の話題を2つお届けします。
iPhoneの緊急SOSとは
まずは『緊急SOS』の話題から。
iPhoneでは、iOS11から『緊急SOS』という機能が搭載されています。
これは、iPhoneのサイドボタンを5回連打(iPhone8以降はサイドボタンと音量調整ボタンの片方どちらかを一緒に長押し)することで110番や119番などへの緊急通報が発信されるというもので、それと同時に位置情報も自動的に送られます。
位置情報に関しては、普段オフにしている場合であっても一時的にオンの状態に自動的に切り替わりますので、予め位置情報をオンにしていなくても問題ありません。
iPhoneから『設定』⇒『緊急SOS』⇒『自動通報』を『オン』にすれば機能するようになります。
カウントダウンにおいて警告音が鳴るようにしたければ、『カウントダウンで音を出す』も『オン』にしておきます。
また、ヘルスケアアプリの『メディカルID』を使い、別途、家族などへ位置情報をテキストメッセージで自動送信することも可能です。
iOS11.4.1にてUSBアクセサリ接続を制限
次に『iOS11.4.1』に関する話題です。
今回リリースされた『iOS11.4.1』では、『USBアクセサリ接続』を制限する設定が追加されました。
これは、先月あたりにAppleがアナウンスしていた、USB機器によるロック解除を制限するもので、初期設定では『iPhoneがロックされてから1時間以上経ったときにUSBアクセサリを接続できるようにするにはiPhoneのロックを解除します。』とあり、設定上で『オフ』のままにしてあれば、ロックが有効になってから1時間以上経過するとMacやPCなどにUSB接続しても認識されないというものです。
もちろん、画面にはロックを解除する通知が表示されるため、本人であれば直ぐに解除可能ですが、パスコードを知らない第三者は、ロック解除システムを使ってもロックを解除できない機能であるとされており、セキュリティ強化の一環として搭載された機能としてアナウンスされています。