日本語ドメインでウェブサイトを公開しようと考えている方、日本語ドメインには相性的な問題が存在するものがありますのでご注意を。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
先日、日本語ドメインは表示するだけという記事を書かせていただき、その中で、私は日本語ドメインをおススメしないことを申し上げました。
これは少々想定外であった部分でもあるのですが、日本語ドメインには相性的な問題が存在するものがあります。
日本語ドメインと相性の悪いものとは
日本語ドメインと相性的な問題が存在するものが何かといいますと、それはGoogle Maps APIです。
Google Maps APIとは、ウェブページにGoogleのサービスを活用した地図を掲載しようとした際、オリジナルのアイコン表示や複数のマーキングなどを行いたい場合などによく使われるものですが、これが日本語ドメインの場合においてはGoogle Maps APIそのものが一部のブラウザを除いてエラーを起こしてしまいます。
テストしたところ、Google Chromeでは正常に表示されるものの、Internet Explorer、Microsoft Edge、Firefoxにおいてはエラーになり、表示されません。
(日本語ドメインではない、example.comなどのドメインにおいては当然問題は起きません。)
日本語ドメインの際の解決策
これに対する1つの解決策として、マーキングを複数行いたいだけであればGoogleマイマップを使って複数の地点をマーキングすることが可能です。
ただし、オリジナルのアイコン表示などはできません。
もし、1つの地点だけをマーキングすれば良いのであれば通常のGoogleマップを使用するのが一番シンプルです。
また、他の方法としてiframe上で表示させるといった苦肉の策を取られている方もおられるようですが、これは正規にアナウンスされた方法ではないためグレーな方法となります。
このように、そのウェブサイトに何を掲載するのか、それに何を使用するのかなどによってもドメインの選択が分かれるところかと思います。