ここ最近、スマートフォンで簡単に決済ができる『QRコード決済』が増えてきており、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらに普及していくものと思われます。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、中国などからすれば日本は遅れているとされる『QRコード決済』ですが、LINEが新たなものを開発することを発表しています。
LINEペイのスマホ決済専用端末
LINEは既に、スマートフォンを決済端末として使えるアプリケーションの提供を行っていますが、今回は、画面に表示されるQRコードをユーザーがスマートフォンで読み取って決済を行うための、中小店舗向け専用端末の開発を発表しました。
この専用端末だけで動作可能なため、既存のPOSシステムは改修せずに利用できます(Wi-Fi、Bluetoothなどに対応)。
この専用端末には、金額入力を行うためのキーボード、金額表示画面、QRコード表示される部分で構成されおり、見た目はクレジットカード決済用端末のような感じのものです。
近距離無線通信の『NFC』の機能は搭載しているようですが、スタート段階ではQRコード決済のみへの対応とされています。
このような『QRコード決済』に限らず、スマートフォンを使った簡単な決済は今後ますます普及していきそうです。
冒頭にも書いた通り、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおけるインバウンドを意識した、キャッシュレスで簡単なスマートフォン決済は必須とも言えるでしょう。
日本では現金決済文化が根強いですが、インバウンドに対するキャッシュレス需要はますます激しくなることが予想されます。