<Microsoft Sells U.S. Defense Dept. on Windows 10>
Microsoft Windows 10 apparently is secure enough for the U.S. Department of Defense. The agency has committed to upgrading 4 million devices to the seven-month-old operating system, Microsoft announced.
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皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
冒頭でお書きしたものは、米Wall Street Journalによる報道の一部ですが、これは、米国防総省が400万台分のOSをWindows10にアップグレードする計画を発表したものです。
Windows PCを使用している以上、Windows10にアップグレードすることは特別不思議なことではないですが、注目すべき点はWindows10へのアップグレードのタイミングが早い段階において決断されていることです。
米政府のサイバーセキュリティ対策
米政府は、2017年度の予算案に190億ドルのサイバーセキュリティ関連費用を盛り込んでいます。
これは、オバマ大統領がサイバーセキュリティを国家安全対策の最優先課題の1つとすることを強調しており、サイバーセキュリティに対する投資を2016年度に比べて大幅に増額したものです。
そして、31億ドルをかけて政府機関のIT環境を刷新する計画も明らかにしています。
アップグレードに意欲的な理由
One reason may be Windows 10′s biometric authentication technology, which includes facial recognition. The agency didn’t say which of the operating system’s security features it will use.
米国防総省がWindows10へのアップグレードに意欲的な理由の1つとして、Windows10が採用している生体認証技術があげられています。
しかし、米国防総省がWindows10へのアップグレードを早い段階に決めた理由は当然これだけではないでしょう。
おそらく、Windows10の他のセキュリティ面などにおける評価も良かったのであろうと思われます。
米国防総省に『右へならえ』
ここ最近、Windows10に強制的にアップグレードされたことに対して非難されていたマイクロソフトではありますが、それだけWindows10に対する何かを感じる部分もないとは言えません。
私自身、ノートパソコンではWindows10をテストしていたものの、メインのデスクトップパソコンは無償アップグレード期限ギリギリまで行わない予定でいました。
(使用しているアプリケーションに問題がないかのヒアリングは済ませていましたが。)
しかし、この報道を見て即座にWindows10へのアップグレードを決めました。
そして今、Windows10を使っています。
つまり、米国防総省に『右へならえ』となったわけです。
可能であればWindows7 SP1やWindows8.1(Windows8)からWindows10に移行されることは非常にお勧めです。