Mozillaが、Webブラウザ『Firefox』の最新安定版である『Firefox 55』をリリースしました。
今回のバージョンでは、かなりの改善が見られます。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
とうとうMozillaのFirefoxも64bit対応になりました。
もちろん、64bit環境下において64bit版がインストールされるようになり、32bit環境下では32bitのままです。
(64bitは2GB以上のメモリ搭載が前提)
では、Firefoxはどのように変化したのでしょうか?
Mozilla Firefoxにおける変化
まず、Firefox 55では大幅にパフォーマンス向上が図られています。
旧バージョンのFirefox 51あたりでは1,691個のタブを復元するのに8分近くかかっていたようなのですが、今回のFirefox 55では、たった15秒で復元されるようです。
また、メモリの消費量も大幅削減されているようで、4GB以上のメモリを搭載した64bit版においては32bit版に比べて39%もクラッシュが減少するようです。
随分前になりますが、GoogleのChromeも64bit版が登場した際、かなりのパフォーマンス向上となりました。
MozillaのFirefoxにおいてもやっとストレスフリーになる感じです。
ただし、業務上の都合(事業者向けインターネットバンキングなど)でFirefoxのESR版を使われている方にはGoogle Chromeの64bit版をお勧めします。