CDNサービスとは、Content Delivery Network(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)
の略で、デジタルコンテンツをネットワーク経由で配信するために最適化されたネットワーク
のことです。
皆さん、こんにちは。
業務コンサルタントの高橋です。
ウェブサイトの負荷分散や高速化などで使われたりするCDNサービスにも、Akamaiや
AWS(Amazon Web Service)などの有料サービス、CloudFlareのような無料のサービス、
それぞれ存在します。
では、CloudFlareのような無料サービスを使った場合にSEO上不利になるのか?
答えから申し上げますと『No』です。
CloudFlareのような無料のCDNサービスの場合、複数のウェブサイトが同じIPアドレス
を共有することにはなりますが、そのCDNサービスの中に問題のあるウェブサイトが
含まれていたとしてもそれは別問題になります。
これをレンタルサーバの共有ホスティングサービスに置きかえて考えた場合、それが
SEO上不利になるのであれば世の中の相当数のウェブサイトがSEO上不利になっている
ことになります。
理由としては簡単です。
共有ホスティングサービスの場合でも同じIPアドレスを複数のウェブサイトで共有
する仕様になっているからです。
従って、単に同じIPアドレスであるからといって無料のCDNサービスがSEO上不利に
取り扱われることはありません。
むしろ、それを利用することで自社のウェブサイトが高速化されるのであれば
活用する価値はあります。
これは以前から申し上げている通り、ウェブサイトが高速化されていれば訪問者に
対して配慮されたウェブサイトであるということになるからです。
有料・無料を問わず、CDNサービスを使うことによってウェブサイトの表示スピードが
改善されるのであればCDNサービスはお勧めです。
無料のサービスで構いませんので、一度チャレンジしてみると良いでしょう。