2018年3月28日
現在、ひかり電話オフィスA(エース)/ひかり電話オフィスタイプ対応アダプター「Netcommunity OG シリーズ(以下、本装置)」のセキュリティ設定を無効にしている場合に、本機器に接続した端末(PC 等)から Web サイト等を閲覧しようとすると、「Facebook 拡張ツールバックを取り付けて安全性及び使用流暢性を向上します」というメッセージが出てインターネット接続ができなくなるという事象が発生しています。
本事象が発生している場合は、ご利用装置の設定を変更いただくことで解消いたします。
本機器を安全にご利用いただくための基本的対策として、装置設定用ログインパスワードの変更及び、セキュリティ設定を有効にしていただくことを推奨しております。本機器をご利用のお客様は今一度設定内容をご確認いただくよう
お願いいたします。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
昨日、NTT東日本、NTT西日本が法人向けに販売するインターネット接続用ルーターがサイバー攻撃を受けた可能性があります。
今日はそのニュースをお伝えします。
NTT東西のインターネットが接続不可に
冒頭での引用は、NTT東日本・NTT西日本において同じアナウンスが行われており、対象機器や発生条件などは以下のようにアナウンスされています。
1.対象機器
ひかり電話オフィスA(エース)/ひかり電話オフィスタイプ対応アダプター
・Netcommunity OG410Xa
・Netcommunity OG410Xi
・Netcommunity OG810Xa
・Netcommunity OG810Xi
(ファームウェアバージョンは最新版 2.20(2017 年 12 月 18 日提供)を含む全バージョンが対象)
2.発生条件
以下の条件を満たす場合に発生する可能性があります。
(1)本機器をインターネット接続用途で利用している場合。
(2)インターネット接続設定でセキュリティ設定を無効にして利用している場合。
(3)装置設定用ログインパスワードを初期値より変更していない場合。
3.発生事象
本機器に接続した端末(PC 等)からブラウジングしようとすると、「Facebook 拡張ツールバックを取り付けて安全性及び使用流暢性を向上します」というメッセージが出てインターネット閲覧ができなくなります。(メッセージが表示された場合、「OK」を押さないようにしてください。)
4.対処方法
ご利用装置の設定変更により解消します。
このようにアナウンスされています。
この件はNICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)などが既に調査をしているようで、前述のメッセージが表示された後、マルウェアウイルスが送り込まれることも確認しているようです。
前述のルーターの出荷台数は26万5千台とされていますが、これらのルーターに限った問題ではなく、他のメーカー製ルーターなどでも問題が起こる可能性があります。