2ヶ月ほど前の10月10日(米国時間)、Microsoft(マイクロソフト)はOffice 2007などの延長サポートを終了しました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
10月前半にサポートが終了したOffice 2007ですが、その時点では日本国内だけでも40万台以上のPCに利用されており、未だ相当数のPCで利用されていることが推察されます。
それを受けてか、Microsoft(マイクロソフト)が以前と同じような対応を行いました。
Office 2007の脆弱性修正パッチの提供
先月、Microsoftは10月にサポートが終了した『Office 2007』向けの脆弱性修正パッチを公開しました。
これは、Officeに付属する数式エディターに対する脆弱性修正プログラムで、脆弱性が悪用された場合、遠隔からPCを操作されてしまう可能性があるというものです。
この脆弱性修正パッチを提供せずに影響を回避する方法もありますが、レジストリに手を加えることになるため、基本的には脆弱性修正パッチを提供するべきです。
また、Office 2007を含め、以下のOfficeが数式エディターの脆弱性の影響を受けますので、早期にアップデートされることをお勧めします。
Office 2007 Service Pack 3
Office 2010 Service Pack 2(32bit/64bit)
Office 2013 Service Pack 1(32bit/64bit)
Office 2016(32bit/64bit)
以上、ご参考までに。