経理業務などを自社内で行うか、アウトソーシングするかは悩ましいケースもあります。
では、悩んだ時には何で判断すると良いのでしょうか?
皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
経理業務などに関して、個人的には自社内完結型であるのが望ましいとは思います。
しかし、ケースによってはそれが足かせになってしまう場合もありますので、それぞれの状況にあわせて考える必要性があります。
アウトソーシングのメリット
経理業務などをアウトソーシングするメリットとしては以下のようなことがあります。
1.外部委託する分人件費の削減ができる
2.専門家などに任せることにより専門性の高い業務に悩むことがなくなる
3.業務負担が軽減することにより業務を効率化できる
4.その他etc…
アウトソーシングのデメリット
逆に、経理業務などをアウトソーシングするデメリットとしては以下のようなことがあります。
1.社内に業務知識などが蓄積していかない
2.数字の把握などは相手に依存することになる
3.委託先とのやりとりが発生する
4.その他etc…
自社内完結型がおススメな理由
前述のとおり私は自社内で完結するのが望ましいと思っています。
例えば、請求書の作成を行う場合、それはさすがに社内で作成して顧客に渡すはずですし、仕入先や外注先への支払い、従業員への給与の支払いも社内の人が行います。
また、現金や預金のチェックは当然自社内で行います。
そうすると、その他の経理処理はよほどの規模でなければアウトソーシングするほどのものではないはずです。
結局のところ、総務・経理系の人材をまったくゼロにしてしまうわけにはいかないケースが多いのです。
そして、これらの作業はすべて経理業務までつながっていますので、総合的に考えるとそれらをすべてこなしてくれる人材を確保しておくことがベターな選択だと言えます。