以前、パブリックDNSを使って安全にという記事にて、セキュリティ対策の一環としての案をお伝えしました。

セキュアアクセス

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

今年のはじめに、Google Public DNS、Cisco OpenDNS、Norton ConnectSafe、Comodo Secure DNSなどをご紹介しましたが、これ以外に良さそうなものとして、Verisignが提供するパブリックDNSがありました。

VerisignはGoogleよりおススメ?

Google Public DNSなども良いと思うのですが、Verisign Public DNSはそれらよりも良いかもしれません。

Verisignはアメリカにあるインターネットインフラに特化した企業で、セキュリティに関する技術力も優れています。

そして、パフォーマンス比較をした場合においても、Google Public DNSと同等のパフォーマンスが出ます。

単純に、スピード面においてもGoogle Public DNSと同じようにVerisign Public DNSは速いということです。

これらの要素を総合すると、Google Public DNSよりもVerisign Public DNSを選択される方もおられるかもしれません。

Verisign Public DNSとは

VerisignのウェブサイトにおいてPublic DNSの紹介ページでは以下のようなことが書かれています。

インターネットの中核を成すドメインネームシステム(DNS)は、ユーザーが探しているウェブサイトのドメイン名を番号表記のインターネットプロトコル(IP)アドレスに変換します。ノートPC、タブレット、携帯電話、ウェブサイトなど、インターネットに接続するあらゆるものについて、DNSを利用して、ドメイン名とIPアドレスの正確な関連付けを行っています。インターネットの力を最大限引き出すために、信頼性の高いプロバイダならではの卓越したDNS体験をお望みでしたら、ぜひVerisign Public DNSをご利用ください。

Verisign Public DNSは、他の代替サービスよりも優れたDNSの安定性とセキュリティを提供する無料DNSサービスです。しかも、他のほとんどのDNSサービスとは異なり、ベリサインではプライバシーを尊重します。パブリックDNSデータを第三者に販売したり、広告提供を目的としてクエリをリダイレクトしたりすることはありません。

<Verisign Public DNSのメリット>

・安定性:信頼性の高いパブリックDNSプラットフォームなので安心

・セキュリティ:セキュリティ脆弱性に対する強固な保護

・プライバシー:パブリックDNSデータを第三者に販売しないことを保証

このように書かれているわけですが、ここで重要視したいのは、

他のほとんどのDNSサービスとは異なり、ベリサインではプライバシーを尊重します。パブリックDNSデータを第三者に販売したり、広告提供を目的としてクエリをリダイレクトしたりすることはありません。

という部分です。

これが本当にそうであれば、Verisign Public DNSは現時点において一番おススメできるものと言えるかもしれません。

実際に設定するDNSアドレスは以下のとおりです。

IPv4:優先DNS=64.6.64.6 代替DNS=64.6.65.6

IPv6:優先DNS=2620:74:1b::1:1 代替DNS=2620:74:1c::2:2

ご参考までに。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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