お会計の際、レシートではなく領収書を求める人は今でもたくさんいます。
しかし、今ではレシートの方が良い場合もあったりします。
それは何故でしょうか?

皆さん、こんにちは。
業務コンサルタントの高橋です。
昔は経理に『レシートではダメ!領収書をもらってください!』と言われたり、
税理士・会計士に同じようなことを言われる時代もありました。
それはお会計の際に発行されるレシートでは見抜けないものがあったからです。
しかし、今やレジも非常に良いものになり、ある意味領収書よりも良いケースが
あったりします。
レシートに記載される内容が、以前より細かいものになっていたりするのです。
例えば飲食店などでは、来店者の人数もプリントしてくれる店舗も普通にあります。
となると、その人数を見て経費なのか否かを判断することもできるわけです。
(プライベートの飲食であるかを見抜くことも可能ということです。)
では、従来からある手書きの領収書はどうでしょうか?
日付・金額・但し書きがあるだけで、来店者の人数までは記載がありません。
ということは、従業員がプライベートのものを会社経費としてもわからないことが
あるということです。
これは企業にとっては大きな問題です。
であるならば、来店者人数までプリントされたレシートの方が問題が起きないもの
であるということになります。
そして、税務上、レシートでは証拠証憑として認められないルールはありません。
今一度、社内におけるルールを見直してみるのも良いでしょう。