中小・零細企業、小規模事業者の場合、レンタルサーバー業者からサーバーをレンタルするなどしてウェブサイトの運営などをしていることが多いですが、そのサーバーは絶対ではありません。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
『レンタルサーバーを信用していますか?』と聞かれた場合、普通は『YES』と答えるでしょう。
しかし、レンタルサーバーも人間が作った機械を場所貸ししているに過ぎませんので、時には問題も発生します。
また、ウェブ制作業者に保守としてお任せの場合、その保守契約の内容はどのような内容になっていますか?
レンタルサーバのバックアップ
レンタルサーバーによってはバックアップをセットにしていたり、オプション扱いにしているものもありますが、そのサービスがない場合もあります。
ここでまず言えるのは、バックアップサービスがないレンタルサーバーであれば自身でバックアップを取得するべきだということです。
先にも述べた通り、レンタルサーバーも機械ですから故障もあります。
ということは、万が一の際、直前の状態まで復元できるものがなかったらどうしますか?
元の状態に戻すことはできませんよね。
また、バックアップサービスのあるレンタルサーバーを借りている場合においても、そのバックアップサービスが正常に作動しなかった場合はどうしますか?
結局のところ、どれも絶対ではないということです。
ではどのようにすれば良いのか?
バックアップサービスがあるレンタルサーバーであれば、そのバックアップが正常に取得できているのかを定期的に確認することです。
バックアップサービスがないレンタルサーバーであれば、定期的にバックアップを実行し、ローカルのパソコンにも保管しておくことです。
また、ウェブ制作業者の保守としてお任せの場合、有事の際には最新の状態に戻すことまで約束された契約であるのかを確認しておく必要があります。
今日お話しした話しは非常に極端な話しかもしれませんが、会計・給与・販売購買在庫などの業務システムを日々バックアップ取得しているのと同様、ウェブに関しても同じくらい重要なもので、万が一の際の備えはいくつか用意しておく必要があるということをお伝えしたかったのが趣旨です。
ご参考までに。