先月、Microsoft(マイクロソフト)のクラウドサービス『Office365』において大規模なサービス障害が発生し、多くの企業ユーザーに影響を及ぼしました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
数日前でしたでしょうか。あるアナリストが、『Office365』などの巨大プラットフォームに単一依存するのはリスクが高い、といった記事を見ました。
今日はそれに関して触れてみたいと思います。
クラウドサービス依存のリスク
日本においては今まで大きく報じられてこなかったのかもしれませんが、海外においては『Office365』などのサービス障害は増加傾向にあるようで、障害発生時には『管理コンソール』などにもアクセスできなくなることも起きているようです。
アナリスト曰く、
最近は盲目的に「クラウドは安全」「クラウドは止まらない」など過信されることが多いのか、マイクロソフトやアマゾンといった巨大プラットフォームに依存しようとしするシステム管理者が増えてきているように思う。それは非常にリスクを高める行為であると考える。
これは同感です。
以前、お付き合い的な要素もあり、テスト的に1年か2年程『Office365』を使ってみたことはありますが、結局のところ無用の長物に近いものがありました。
個人的にはあまり『クラウドサービス』というものを信用していないのかもしれません。
『日本で一番安全なのはMicrosoft(マイクロソフト)のデータセンターです!』と聞かされたこともありますが、100%賛同できるかと言えば答えは『No』です。
重要なのは行動パターンではないでしょうか。
それによっては『クラウドサービス』を使わなくても良いかもしれませんし、仮にそれを利用するにしても、やはり予備プランは必要かと思います。