米国のネットワークセキュリティ企業の分析結果によると、日本はマルウェアの踏み台にされているサーバ数が米国に次いで多いと発表されています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
冒頭に書いたマルウェアの踏み台にされている件ですが、これは中小企業での被害が目立っているという報告がありますので、今日はそのことについてお伝えします。
セキュリティ意識が低いユーザーは危険
米国のネットワークセキュリティ企業の分析では、古いWindows OSを使い続けたり、ウイルス対策ソフトを導入していなかったりした、セキュリティ意識の低いユーザーを標的にしているものが、数年にわたって毎月多く検出され続けています。
これが一番多いのは米国ですが、米国に次いで多いのは日本で、中小企業が所有するサーバの被害が目立つともされています。
これらの被害は現在のセキュリティツールで対処可能であるにも関わらず、古いWindows OSなどを使い続ける、セキュリティに対する意識の低さが被害を継続的に招いていると指摘されています。
実際問題、中小・零細企業、小規模事業者においてはそのような傾向が見受けられ、それに対する意識の低さもあれば、セキュリティ対策へのコストが捻出できない実状もあったりします。
しかしながら、サイバー攻撃などによる被害にあった場合、それ以上の損害が発生する可能性も高いことから、何とか一定以上のセキュリティ対策を行っていただきたいものです。
ちなみに、これらの被害は事業者だけではなく、個人ユーザーにおいてもセキュリティ意識の低いユーザーがターゲットになりやすいことも同様です。