Microsoft(マイクロソフト)は5月8日(米国時間)、5月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
既に一部の脆弱性の悪用が確認されていることもあり、早急なアップデートが望まれます。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
日本時間の今日、Microsoft(マイクロソフト)が公開した2018年5月のセキュリティ更新プログラムがリリースされましたが、緊急度の高い脆弱性の修正が含まれていますので、今日はその情報です。
2018年5月のマイクロソフトセキュリティ更新
2018年5月のセキュリティ更新プログラムの中には、深刻度が『緊急』、『重要』のセキュリティ更新プログラムが含まれており、既に悪用が確認されているところもあるため、Microsoft Update、もしくはWindows Updateなどにて早急にセキュリティ更新プログラムを適用することが望ましいとされています。
本日公開されたセキュリティ更新プログラムは以下の通りです。
・Adobe Flashのセキュリティ更新プログラム
・Internet Explorer
・Microsoft Edge
・Microsoft Windows
・Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
・ChakraCore
・Adobe Flash Player
・.NET Framework
・Microsoft Exchange Server
・Windows Host Compute Service Shim
また、新たに確認された脆弱性の最大深刻度と影響は以下の通りです。
・Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含む):緊急/リモートコードが実行される
・Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2:緊急/リモートコードが実行される
・Windows Server 2012:緊急/リモートコードが実行される
・Windows RT 8.1:緊急/リモートコードが実行される
・Windows 7 および Windows Server 2008 R2:緊急/リモートコードが実行される
・Windows Server 2008:緊急/リモートコードが実行される
・Internet Explorer:緊急/リモートコードが実行される
・Microsoft Office 関連のソフトウェア:重要/リモートコードが実行される
・Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア:重要/リモートコードが実行される
・Microsoft Exchange Server:重要/リモートコードが実行される
・Microsoft .NET ソフトウェア:重要/セキュリティ機能のバイパス
・SDK for Azure IoT:重要/情報漏えい
・ChakraCore:重要/リモートコードが実行される
・Adobe Flash Player:重要/リモートコードが実行される
・Windows Host Compute Service Shim:重要/リモートコードが実行される
ここ数日の間にWindowsなどが更新された形跡がなければ、手動でWindows Updateなどを行うことをお勧めします。