Windows Serverを導入するのか、NAS(Network Attached Storage)ですますのかを
悩んだ場合、小規模であれば大半はNASで事が足りてしまうのではないでしょうか?
皆さん、こんにちは。
業務コンサルタントの高橋です。
小規模事業者の場合、業者に言われるままにWindows Serverまで導入する必要が
あるのだろうか?と思わされる時があります。
例えば、会計(経理)・給与・販売購買在庫などの業務システムを使うにしても、
担当者が1人ならばその担当者のパソコンにセッティングすれば良い。
複数の担当者で使うケースがあるにしても、2人か3人程度の話しであるならば、
複数台あるパソコンの1つを皆で共有して動作させることはできる。
となると、Windows Serverを選択した場合、そのサーバはどのように使われて
いるのだろうか?という疑問がわきます。
よくあるケースとして、単なるファイルサーバとして使われているに過ぎない
というケースです。
そうだとするならば、この場合はNASで事が足りてしまうのではないでしょうか?
ここで言いたいことは、社内で必要な要件を満たし、コストパフォーマンスが
良いものは何か?ということで、サーバの導入が必ずしも無駄であるということ
ではありません。
自社で管理ができ、有効的な活用ができるのであればサーバを導入した方が良い
ケースもあるでしょう。
また、ケースによってはクラウドサービスを活用するのも1つの手段になる場合
があるかもしれません。
しかし、よく考えもせずに導入してしまった場合、宝の持ち腐れのような話しに
なってしまいますので、単に無駄遣いをしたに過ぎなくなってしまいます。
結論としては、どんな時においても総合的に判断することが一番重要です。