個人事業主の場合、毎年2月・3月で必ず所得税の確定申告を提出する必要がありますが、国税庁がまた新たなものを用意したようです。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、国税庁は来年から『確定申告等作成コーナー』をリニューアルします。
事業者であればパソコンからしか行わないかもしれませんが、スマートフォン・タブレットに最適化された画面が用意されるようです。
スマホで確定申告 スマート申告が始まる
画面まわりのデザイン変更が行われるだけではありません。
e-Taxの送信方式が、『マイナンバーカード方式』と『ID・パスワード方式』の選択ができるようになります。
マイナンバーカード方式:マイナンバーカードとICカードリーダライタを利用してe-Taxを行う方法
ID・パスワード方式:ID・パスワード方式の届出完了通知」に記載されたe-Tax用のID・パスワードを利用してe-Taxを行う方法
※ マイナンバーカード方式はパソコンのみです。スマートフォン・タブレットでe-Taxを行う場合は『ID・パスワード方式』になります。
『ID・パスワード方式』の場合、マイナンバーカードとICカードリーダライタは不要ですが、『ID・パスワード方式の届出完了通知』が必要となります。
『ID・パスワード方式の届出完了通知』の発行は、税務署で職員による本人確認を行った上での発行となるため、運転免許証などの本人確認書類を持参し、最寄りの税務署に出向く必要があります。
(平成30年1月以降、確定申告会場などで既にID・パスワード方式の届出完了通知を受け取っていれば平成31年1月から利用可能です。)
参考資料1:『いつでもどこでもスマホで申告 ~5つのステップで手続完結!~ (PDF/896KB)』
参考資料2:『平成31年1月からe-Taxの利用手続がより便利になります (PDF/1,477KB)』
ご参考までに。