最近、スパムメールが急激に増えてきました。

対策の成果もあり、それに関してはかなり減少していたのですが、ここにきてまた、日々多くのスパムメールが届くようになってしまいました。

侵害されたデータ

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

多くのメールアドレスは、インターネット上の何らかのサービスに登録されていることが多いですが、そのサービスにて情報漏えいが起こった場合、被害はそれだけには留まりません。

では、どのようなことが起きるのでしょうか?

情報漏えいから派生するスパムメール

インターネット上のサービスなどに登録する際、必ずメールアドレスは求められます。

そのサービスサイトで情報漏えいが起きた場合、ほぼ間違いなくその情報はあらゆるところに拡散されてしまいます。

これらの情報は、通常のブラウザではアクセスできない『ダークウェブ』で交換されていたりもします。

つまり、一度流出した情報は恒久的に出回り続け、それを消すことはほぼ不可能です。

従って、対策を施し、一旦治まったように思えるスパムメールも、忘れた頃に再び大量に送られてくることはよくあります。

こうなってしまっている場合、使用しているパソコンやスマートフォンのセキュリティを保ち、スパムメールに対するフィルタリングを強化していくしかないでしょう。

(情報漏えいが起きてしまったサービスに関してはパスワードを変更するなどの対応は当然必要になります。)

記事上部の画像は私が使用しているメールアドレスの1つを調べた結果で、AdobeとDropboxの2つから情報漏えいが起きていたことを表しています。

これは、『haveibeenpwned』というサイトでメールアドレスをチェックした結果で、メールアドレスを入力すると、過去の重大漏えい事件などで流出したアカウント情報データベースをサーチして漏えいの有無を教えてくれます。

(このサイト、マイクロソフトのリージョナルダイレクターでセキュリティスペシャリストのTroy Hunt氏が運営するサイトとのことです。)

数が少ないのであればこのようなサイトでチェックを行い、情報漏えいの有無を確認してみると良いかもしれません。

ちなみに、情報漏えいが起きていなくてもメールアドレスなどの情報が思わぬところに渡ってしまっていることはありますのでご注意を。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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