ラスベガスで開催された『Black Hat 2019』においてApple(アップル)のセキュリティ担当者が『特別に開発されたiPhone』の話しをしたようです。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
Apple(アップル)がまた面白いことに着手しそうです。
以前もあったような考え方かと思いますが、ハッカーの力を借りていこうとしています。
セキュリティ研究者向けの特別仕様なiPhone
今回Appleが行おうとしていることは、iOSとiPhoneに潜んでいるセキュリティの脆弱性を見つけてもらおうとするもので、
『iOS Security Research Device Program』
と呼ばれるものです。
これにはショップでは購入できない特別仕様のiPhoneが提供されるとのことで、それには高度なデバッグ機能が搭載されていると説明されています。
この特別仕様のiPhoneの入手申請は誰でも可能とされていますが、提供されるiPhoneの台数に限りがあるようで、実質的には誰でもというわけにはならなさそうです。
このような話し、確か以前にもあったような気がします。
その時はハッカーをAppleの社員として迎え入れたという話しだったような記憶があります。
なかなか賢いやり方ですね。
ちなみに、バグ報奨金プログラムの変更も発表されているようで、カーネルコードの実行につながる恐れがあり、被害者によるクリックも不要な、持続的な脆弱性に対して最大100万ドルを支払うとされています。